ハイレンジIQテストとは、通常のIQテストでは測れない高域のIQを測ることを目的とした(自称)IQテストです。科学的根拠はなく、マニア向けのパズルと言われています。
2020年頃はSNSでインフルエンサーが受験した報告をしていた影響で良いイメージがある人もいるかもしれませんが、「ハイレンジIQテスト」には“闇”があるので、注意が必要です。
この記事では、ハイレンジIQテストを受験した方、受験を考えている人向けに、注意した方がいい理由を解説します。
ハイレンジIQテストで不正をしたからと言ってハッキングや通信盗聴をしてまで暴こうとすることは犯罪行為です。被害に遭われた方・心当たりのある方・不安な方は、警察に相談することをおすすめします。
また、以下の警視庁のフォームから情報提供も可能です。
サイバー犯罪に関する情報提供(警視庁)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/anket/jiken_cyber.html
ハイレンジIQテストの「チート」とは?
ハイレンジIQテストは、受験するにあたって、通称「チート」と呼ばれる禁止行為があります。
チートとは、以下のような行為です。
- ハイレンジIQテストを他の人と相談して解く
- ハイレンジIQテストの解説をする
チートをするとどうなる?
ハイレンジIQテストのルールを破る、つまりチートをすると、以下のようなことが起こります。
- ハイレンジIQテスト界隈からBANされる
- 違法行為をしてでもチートを暴くことを正義だと思っている人から攻撃される
- チート行為を“疑われただけ”で集団ストーカーに遭う
ハイレンジIQテストの周りは、やっていいことと悪いことの区別がつかず、違法行為をしてしまう人がいます。
集団ストーカーについて
「集団ストーカー」については、METIQ会員だけが見られる掲示板でもやり取りがありました。
私も過去に在籍していたわけですが、このようなことは昔から在籍している人がやっていて、何かよほどの理由があってやっているのだろうなと思い、参加はせず見ているだけでした。自分がやられてみて、チートを疑う根拠が妄想だらけであることが分かりました。
チートが禁止であることは公式に発表がない
上述したような『ハイレンジIQテストのルールを破るとどうなるのか』はテストや団体入会の説明に明記されていません。
実際に「公式に発表されているルール」については、次章で説明していきます。
ハイレンジIQテストのルールはどこに書かれてる?
ハイレンジIQテストの説明には、「他人と相談しないでください」程度のことしか書かれておらず、破った結果どうなるかは全く公表がありません。
また、METIQの利用規約にも書かれていませんし、入会する時に説明もありませんでした。
(例)ハイレンジIQテスト「GAIA」のルール
METIQ代表の幸田直樹が作ったハイレンジIQテストのGAIAのルールを見てみましょう。
以下はテストの冒頭部分です。
“You may use any kind of reference material you see fit, but please work alone.”
“Please do not share, or publish your answers at any time with any other person, or publish this test.”
とのことです。しかし、それを守らなかった結果どうなるか明記されていません。
ハイレンジIQテストを受ける際にもMETIQに入会する際にも、契約や同意はありませんでした。
METIQの規約
ハイレンジIQテスト自体にはルールしか書かれていませんでしたが、
一方で、高IQ団体METIQの規約には、「虚偽の情報を用いて入会申請を行ったと判断された場合」について記載がありました。
以下はMETIQの規約です(2020年10月保存)。
ただし、「拒否・強制退会することができる」としか書かれておらず、『虚偽の情報を用いたかどうかを確認するために勝手に個人情報を使用する』等は記載がありません。
結論:会員のTwitterを常にチェックしてないと分からない
少なくとも日本国内ではハイレンジIQテスト作者である幸田直樹のXやネット掲示板を常に確認したり全部読んだりしなければ気付くことすらできませんし、詳細はMETIQに入って会員のみが見られるスレッドなどを見ないと分からない状況でした。
例えば、METIQ代表の幸田が、ハイレンジIQテストのルールについて、以下のようなツイートをしています。
「ハイレンジ関係者のツイートを全てチェックしなければ禁止行為がよく分からない」という状態、結構やばいと思いませんか?
実は、高IQ界隈ってかなりこういうの多いんですよね・・・。
他者から見た視点、つまり客観視する能力が欠如した人が多いうえ、数少ない正論を言う人を邪魔する人が多いため、ハイレンジ界隈は何年経ってもこのレベルです。
IQテストの結果が良くても頭が良いという証明にはなりません。
ハイレンジIQテスト界隈の洗脳がヤバい
ハイレンジIQテストに関わった人たちは洗脳されてしまいがちです。
ハイレンジIQテストの解説をしてはいけないというのは、ハイレンジIQテスト界隈の独自のルールなのですが、他のコミュニティにまで禁止しようとします。
結局ただのパズルなのに・・・
前々からマニア向けのパズルだと言われています。
ハイレンジIQテストの問題で頻出の概念であるトーラスと斜めグルーピングについて解説しました。
— IQ向上ちゃんねる (@iqtestall) August 27, 2024
ノルウェーMENSA Q.35の解説は、例によって、例の日本の大手解説サイトが完全に間違っているので、正しい情報を広めたいです。🥹https://t.co/1MelCFImdf
そもそも、こういった勉強をしている人、専門にしている人はスコア高く出てしまいますよね。
しかし、METIQ入会にあたって、そういったバックグラウンドは全く考慮されていません。
謎解き界隈に迷惑をかける
以下は、ハイレンジIQテスト界隈が謎の権利行使をして他人にルールを押し付けるせいで、謎解き界隈などに迷惑がかかった例です。
以下は、NHKのギフテッドの素顔にも出演した大西拓磨さんのツイートです。
ハイレンジ界隈に足を踏み入れたら最後、なぜか身内のルールを絶対に守らなければならないような洗脳を受けてしまった結果です。
はい、その通りです。
オリジナルでも何でもない行列推理パズルに何の権限があるのでしょうか。
幸田直樹の高IQは嘘なのでは?【チート疑惑】
ハイレンジIQテストは問題を解く際に他人との相談を禁じています。
ハイレンジIQテスト作者は受験者から解答をもらっているはずですので、本来ならばハイレンジIQテストを受験してはいけないのではないでしょうか。
しかし、幸田直樹は、ハイレンジIQテストを作成している身で、他の人からの解答をもらっているはずなのですが、それ以降もハイレンジIQテストを受験しているようです。
詳しくは以下の記事にまとめました。
【高IQ団体】幸田直樹の偽高IQ疑惑【チート行為】
海外のハイレンジIQテスト作者「Jason Betts」の詐称疑惑
海外のハイレンジIQテスト作者、World Genius DirectoryのJason Betts(通称ベッツ)さんの情報です。
ベッツ氏のハイレンジIQテストは日本人で受験してる方も多いかと思います。
なんか、METIQ代表の幸田直樹と仲が良さそうです。
ベッツ氏の学歴詐称疑惑
このJason Bettsさんですが、学歴詐称疑惑があります。
掲示板に書かれた情報を共有しておきますね。
私は昔からハイレンジ界隈にいる人と違うので、書かれていることが事実かどうかまでは分かりません。
年々インチキを隠すのが上手くなってしまったり、消されてしまったりして新規参入者が真実を判断できかねることがたくさんあります。
ハイレンジIQや高IQ団体について何かご存知の方がいらっしゃいましたら、どこかにまとめていただけますと幸いです。
以下は、本記事にも登場した幸田直樹のステマ行為をご紹介した記事です。